塚田牛乳のおいしさのポイント
①新鮮さ | 塚田牛乳の工場には、毎日近隣の酪農家から新鮮な生乳(乳牛から搾ったままの何も手を加えない乳)が運ばれてきます。品質や風味を落とすことなく、運ばれてきた生乳を製品に使用しています。 |
②安心・安全 | 塚田牛乳は検査体制が整っており、その検査結果が間違いないと認められた認定検査機関です。毎日製造する製品を様々な項目で厳しくチェックしています。 |
③信頼の実績 | 生乳の受け入れから製品の出荷にいたるまで、“徹底した総合衛生管理システムHACCP認定”を1999年に取得し、製品の安全を確保しています。長年、新潟県の様々な学校給食やスーパー、宅配などで塚田牛乳をご愛飲頂いています。 |
①生乳受入
生乳受付
各酪農家から集められた生乳は、
タンクローリーで冷やされながら、工場に運ばれてきます。
受乳検査
タンクローリーで工場に運ばれた生乳に異常がないか、
酸度測定、乳脂肪分測定、
抗生物質検査などが行われます。
クラリファイヤー(清浄機)
異常がなく受け入れ可能な生乳は遠心分離式のゴミ取り機で生乳の目に見えないゴミや塵を取り除きさらに綺麗にしていきます。
ストレージタンク(貯乳タンク)
キレイになった生乳は7℃以下に冷却され、保冷機能、撹拌機能を持つストレージタンクに貯乳されます。
②均質化・殺菌
ホモゲナイザー(均質機)
生乳にホモゲナイザーで強い圧力(15.0 MPa)をかけることで脂肪の大きさを細かくし、一定の大きさに統一します。
※均質化をしないと、クリーム(乳脂肪)が分離して、上層に溜まってしまいます。
プレート式熱交換殺菌機
130℃を2秒間で、瞬間的に殺菌を行ないます。一般的な牛乳でよく用いられる殺菌方法です。塚田3.6牛乳は、この方法で殺菌を行っています。
保持殺菌タンク(バッチ式)
SEND牛乳は殺菌温度75℃、殺菌保持時間15分以上で殺菌を行います。
この殺菌方法で殺菌することにより、牛乳本来の香りや栄養成分を損なわずにおいしく飲むことができます。
サージタンク
それぞれの生乳が殺菌された後、すぐに冷却され、用途別に保冷機能、撹拌機能を持つサージタンクに貯乳されます。
③洗びん
回収びん
ご家庭や学校、各施設から回収されたびんは高圧洗浄機を通って、洗びん機に送られます。
予備自動洗浄機
牛乳びんやケースに付いた汚れを、エアーで吹き飛ばします。
洗びん機
「洗びん機」は高圧噴射洗浄で3つの洗浄槽の温水温度、洗剤濃度、殺菌工程の塩素水濃度を細かく制御しています。びんが機械内で接触する部分は樹脂部品で傷がつきにくく、リサイクル率が向上しました。
検びん機
洗びん機で洗浄したびんを複数の高感度カメラで検査。びんの口周辺(人が口をあてて飲む場所)側面、底部、内部の傷、異物を検査します。
④充填
びん充填・打栓機
検びん機を通過し、合格したびんに牛乳が充填された後、紙キャップ栓をしてフィルム包装をします。
紙容器充填機
大型紙容器充填機は1,000ml、500mlの紙パックに充填していきます。1時間に6000本の牛乳が製造できます。100ml、200mlの紙パックに充填する小型紙容器充填機は1時間に7,000本製造できます。
ケーサー(箱詰め)
充填が終わったびん牛乳は40本ずつクレートと呼ばれる牛乳箱に詰められます。
1,000mlの紙パックは1ケース12本、200mlの紙パックは20個詰められます。
冷蔵庫内
製品はすぐに10℃以下の冷蔵庫へ運ばれ、製品検査で合格が出るまで、このまま保存されます。
⑤製品検査と出荷
ミルコスキャン
製品が規格内かどうか、最終的な検査をします。検査内容は、比重や酸度、脂肪分などだけではなく、複数の細菌検査をして安全性を保っています。
写真は、牛乳の乳脂肪分などの成分値を測定するミルコスキャンと呼ばれる装置です。
配送トラック
製品検査に全て合格した製品は工場から冷蔵車で学校・病院・スーパー・販売店等に配達されます。
おいしい塚田牛乳の出来上がり!!
このようにして、おいしい塚田牛乳はできあがっています。
皆様のところへ、安心安全・栄養たっぷりの牛乳を常にお届けできるよう、私たちは誠心誠意、まごころ込めて頑張っています!!