「塚田moco」の誕生秘話

 

先日、正式に名前が決まった「塚田moco」、通称「mocoちゃん」。

塚田牛乳の工場には、いつもニコニコしているmocoちゃんの像が立っています。

 

 今回はそんなmocoちゃんの誕生秘話をご紹介します。

 

【塚田mocoの誕生】 

昭和50年(1975年)頃のことです。

会社のマスコットを作ろう、と思った当社会長塚田正幸(当時専務)は、大学の先輩だった、漫画が得意な故山崎真介氏に依頼して原画を作製してもらいました。

そのイラストは当時の牛乳の容器や工場の扉に描かれ、現在でも当社の黄色いトラックや営業車に使用されています。

 

故山崎真介氏による平面画
故山崎真介氏による平面画

 

【現在工場にいる塚田moco模型】

昭和63年(1988年)のことです。

現在新潟市江南区に本社を置く、株式会社 北村製作所(以下、北村製作所)で動く広告看板としてFRP製(強化プラスチック)の立体模型を製作しませんか?という提案があり、制作を依頼しました。

作製当時は顔を動かしながらビンの牛乳をストローで飲む、動く広告看板として北村製作所の道路わきの目立つ場所に設置されていました。

 

翌年、1989年開催された「食と緑の博覧会ナイスふーど新潟‘89」という、食品関連の博覧会において、北村製作所のブース「北村おもしろワールド館」に展示されました。

当時の資料には「かわいい牛が頭を動かしながら手に持った牛乳をおいしそうに飲む」と記されています。

 

平成5年(1993年)に、北村製作所が出来島から両川に移転した際、当社工場に移設することになりました。現在はモーターを取り除かれ、固定されて動かないようになっています。

 

今まで、名前のなかった「うしさん」に、2023年、ようやく名前が付きました。

「塚田moco」、これからもよろしくお願いいたします。